カテゴリ一覧
商品番号 | 11016 |
---|---|
サイズ縦(長) | 約56cm(房含まず) |
サイズ横(巾) | 約104cm |
産 地 | イラン北西部 |
年 代 | 1920-30 |
素 材 | ウール×ウール・コットン |
タグ
同じ産地 #イラン北西部 
緻密で細かな織りのスマック。表面は刺繍のように見えますが、これは後から刺したものではなく、キリムを織るときに縦糸と横糸のほかにもう一本飾り糸を前後しながら絡めて織ってゆくスマックという技法です。通常のキリムよりも織る手間がかかりますから、それだけ高価なものということになりますが、実物をご覧になれば、その価値があると満足していただけると思います。
厚みがあり、ぎゅっと目がつまってしっかりとした織り地。表面のスマックが小さく解けている箇所がありますけれども、色をさすなどして簡単な修理がされています。
【マフラッシュ】このフラグメントは、もともと立方体のように縫製して使うマフラシュと呼ばれる家財道具などを収納する箱型の袋として織られたものです。細長い2枚は、箱型の前面と後面に、正方形に近い小さなピースは側面に使われていたものです。同じデザインで、大小4枚あるのはそのためです。室内の装飾品も兼ねていたため、手の込んだ装飾性の高いスマック織りでつくられています。
カテゴリ一覧